この度、梼原町と日本女子大学は、相互協力に関する協定を締結しました。
　人的資源、物的資源、知的資源を相互に活用することにより、地域社会、研究、教育、産業の振興に貢献することを目的としたものです。
　その内容としては、
⑴　地域社会と連携した学術研究や教育の実践に関すること。
⑵　地域社会や地域産業との連携による新しい産業の創出・振興に関すること。
⑶　新たな地域社会や社会経済づくりに向けた政策研究に関すること。
が主なものとなっております。
　本町を日本女子大学の授業のフィールドとして活用いただくことで、本町に眠っている資産や資源が発見され、磨かれ本町の魅力アップにつながることや、そうした過程で梼原高校の生徒が授業や研究に触れ、学びの楽しさを味わい、知的好奇心を刺激され、自分の持つ才能に気づき、アイデンティティが確立されることを願っています。
　今市理事長からは、「西日本との連携は今回が初となる。豊かな自然に囲まれた梼原の地で学生たちが学びを深めていくことを期待しています。」
　篠原学長からは、「梼原は文化度が高く、歴史の積層が感じられるところであり、とくに『ゆすはら座』は印象的でした。今年度開設した国際文化学部国際文化学科の実践プログラムのうち『国内プログラム』など、今後ますます双方にとって意味のある協定になることを願っています。」とのお言葉をいただきました。
　本町では、教育と産業の振興に梼原の未来をかけて取り組んでいるところであり、将来を担う梼原の子どもたちが日本女子大学との交流の中でいろいろな刺激を受けながら学ぶ力を身に付け、町や社会を支える人材として育つことを期待しています。

　８月７日～９日には、国際文化学部国際文化学科の木村覚教授をはじめ学生の皆さんが来町され、「芸術資料フィールドワーク」として演劇のワークショップを行っていただくなど、交流を重ねていただく予定となっております。

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