先日開会された梼原町議会３月定例議会では、令和４年度に向けての予算等を審議いただき、ロシアのウクライナ侵攻に対する非難決議を行い閉会されました。日を追うごとに多くの犠牲者が出ておりますが、即時無条件でのロシア軍撤退により、国際社会が安定を取り戻せることを願うばかりです。
隈研吾氏の木造建築第１号である雲の上のホテル・レストランは、老朽化に伴って取壊しを行い、現在ご利用いただくことはできませんが、道の駅のリニューアルと併せて新たな施設を整備することとしております。しかしながら、コロナ禍で世界的なウッドショックや資材不足・人手不足などが起こっており、本事業においても規模や事業費などを見直すことが必要となっています。
アフターコロナの時代における社会のあり方や暮らし方を考え、時代に合ったより良い公園整備、施設整備ができるよう、しっかり取り組んでまいりますのでご期待ください。
本町は平成21年に環境モデル都市に選定していただき、低炭素社会の実現に向けて一歩ずつ取り組んできました。そのきっかけとなった風力発電設備は600Kw２基による発電で、その売電益を森林整備や個人の太陽光発電設備の設置等に対する補助金として活用してきました。平成11年の稼働から23年目を迎え、令和４年度には建て替えを行う計画となっています。
木質バイオマス発電の可能性についても検討しており、昨年12月定例会でゼロカーボンシティの宣言を行い、脱炭素社会への取り組みに新たなスタートを切ろうとしているところです。
「子々孫々に幸せな暮らしをつなぐ理想郷・梼原へ」と取り組んでまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

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