• 雲の上の町 ゆすはら ─高知県梼原町─

環境モデル都市

森林資源の循環利用

風力発電による売電益の活用

化石燃料からシフトすることによりCO2の削減効果を発揮

木質バイオマス地域循環利用の取り組み

間伐材や端材などから木質ペレットを生産し、ペレットストーブ等の燃料に活用するとともに、ペレット生産、利用による事業収入や企業との協働により森林づくりに取り組む循環モデル事業を展開しております。

また、官民一体となり森林資源の有効活用による環境と共生した循環型社会をづくりを目指し、その中核的事業として「木質ペレット工場」の整備に取り組んでおります。

設置施設の例

  • 特別養護老人ホーム
  • 梼原中学校

環境に配慮し適切に管理された森林の整備

梼原町の総面積の91%を占める21.5千haの森林は、昭和30年代に積極的に植栽されたスギ・ヒノキなど人工林です。

これらの森林は、引き続き間伐等の森林整備が必要であることから、林道、作業道等の基盤整備や間伐の実施等を行ってきました。

梼原町森林組合は国際的な審査機関である森林管理協議会(FSC:本部ドイツ)が、環境に配慮した適切な森林管理を進める森林を認証するFSC森林認証制度により、平成12年に団体としては日本で初めて認証を取得しました。

このような中、さらなる森林管理を行うことにより、森林によるCO2の吸収を最大限に高めるような施業に取り組むこととしています。

環境先進企業との協働の森づくり事業

梼原町では、環境先進企業の皆様と高知県との3者でパートナーズ協定を締結し、豊かな森を守り・育てる活動を進めています。

さらには、企業社員等の皆様と地域住民との交流や、木質資源の地域循環型社会の構築を連携して推進するなど、その取組の内容はますます広がっています。

環境先進企業との協働の森づくり事業