ゆすはら応援隊が行く!!
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2015年06月16日
皆様こんにちは!
またまた紫陽花に関する話題になってしまいますが、どうしてもご紹介させていただきたいので、お付き合いの程、よろしくお願いします!
紫陽花と言えばこの時期、至る所で町おこしの主役になっている花の一つですよね。
梅雨の晴れ間をねらって紫陽花祭りをするところも結構たくさんあります。
梼原町内でも各地で紫陽花が植えられており、毎日少しずつ咲いていくのを見るのが僕の楽しみになっています。
そのうち、今回は井の谷地域へとつながる道沿いに咲く紫陽花をご紹介したいと思います。
井の谷地域は国道440号から町道 井の谷線を入ったところにある小さな集落です。この集落に住む中越 甫(なかごし はじめ)さんもこの道をよく利用する住民の一人ですが、植林に囲まれたこの道を「行き来するのに通っても楽しみがない。」と花木として育てている紫陽花を10年前から道のわきに植え始めました。
毎年3月頃から奥さんと2人で約100本ずつ植え、最近やっと井の谷地域の入口まで紫陽花を植え終わったそうです。
植え始めのころは雑草と間違えられ刈り飛ばされたり、珍しい品種の紫陽花を植えれば、盗られてしまったりと苦労を重ねてこられました。
年月が過ぎ、紫陽花が育ってきて、地域の方々からも「こういうことを他にしてくれる人もいないのでとてもうれしい」や「やっぱり花が咲いたらえいねぇ」などの声も聞かれるようになりました。
甫さんは「これからも、色とりどりの紫陽花を植えて、将来、あの道を“井の谷 紫陽花街道”と言われるくらいにしたい」と意気込みを語られていました。
甫さん御夫婦と別れ、未来の“井の谷 紫陽花街道”を想像しながら車を走らせることにしました。
梼原といえばココの紫陽花と言われるような素敵な名所になってくれたらいいですね!
(小)