ゆすはら応援隊が行く!!
ゆすはら応援隊が行く!!
梼原町では、中山間地域に住み続けることのできる地域づくりを目指し、集落活動センターを設置し活動を行っています。
その運営サポートや地域活動のサポートなどを行うのが『ゆすはら応援隊』です。
このページでは、地域の方と協力しながら、集落機能の維持や活性化のために日々奮闘しているゆすはら応援隊の様子や、 町内の様子などを、応援隊目線でお届けしていきます。
2014年08月07日
「雨ひどいみたいやけど大丈夫?」「洪水になっとらん?」
ご心配おかけしました。大丈夫です。洪水はぜーんぜん心配ないです。
先週末、雨はひどいわ雷はひどいわで、ちょっとどうなってんの…という感じでしたが、
今日のゆすはらは1週間ぶりに晴れました。太陽がまぶしすぎます。
そして暑い。近頃は雨でひんやりした日々だったので、今が夏だということを忘れていました。
上の写真は左が2日前、右がつい先ほど撮影したもの。
どちらも鷹取の家付近の北川川(きたがわがわ)です。
水位は相変わらず高いものの、やや引いてきました。
数日前はほんまに黄土色の濁流でしたが、それも翡翠色の濁りからだんだん透明に戻りつつあります。
「雨がこじゃんと降るとまた川の水が綺麗になるぞ」とは初瀬区民の談。
確かに。あれだけ汚かったのが一体どこからこの水量がやってくるのか。
汚れを押し流すようにして川の水も循環している様子。
綺麗でもそうでなくても、様々に変化する川は見ていておもしろい。
でも近付いたら危ないので…遠くから見守る日々です。
(かき)
2014年07月31日
(H26 7.30撮影)
今年も百一草園さんでキレンゲショウマの時期が近づいてきました。キレンゲショウマは今2分咲きほどで、お盆頃には満開を迎えるそうです。
この百一草園さんでは四季折々色々な花を見ることが出来るのですが、今の時期に見られる花の中でキレンゲショウマと並ぶほどの珍しい花を紹介したいと思います。
(H26 7.30撮影)
キレンゲショウマ群生の一角に咲くこの白い花はレンゲショウマという花で、キンポウゲ科の植物で本州の東北地方から近畿地方にかけて自生しています。
花がハスに、葉がサラシナショウマに似ていることから名づけられました。
また、「森の妖精」の愛称で呼ばれ、人気の花です。
レンゲショウマはキレンゲショウマより少し早く終わってしますので、お越しの際はご注意を!
どちらも花は満開にはなっていませんが、写真を撮るのには一番いい時期だそうですので、写真をたくさん撮られる方は是非お早めに!
2014年07月25日
梅雨が明け、日本各地で猛暑日が続くようになりました。梼原町でも連日30℃を越え、散歩もなかなか大変になったと聞きます。
先日キレンゲショウマの写真を撮りに百一草園にお伺いしたところ「白くて綺麗な花が咲いているので、是非見ていってほしい」と花道楽さんからお聞きし、そちらを見に行くことにしました。
そこでは見事なヤマユリが蕾をつけ、花を咲かせていました。
花のそばへ行くとユリ特有の甘い香りがし、ミツバチたちがせっせと蜜を運んでいました。
ヤマユリは発芽から開花まで5年以上かかると言われ、また、古い株ほど花をつけます。
ここでは1つの株に10個も蕾を付けたユリもあり、長い間大切にされてきたことがうかがえます。
ヤマユリは「ユリの王様」とも呼ばれ、その優美で美麗なその花は見る人を魅了します。
ヤマユリを見る際は「咲くまで待とう館」に車を止め、道路沿いのこの写真の位置から登っていけば見ることが出来ます。
2014年07月16日
完成時のヘリポート
離着陸時の様
荷物の受け渡しの様子
町の自主防災訓練に伴い四万川へリポートで、7月6日に地域住民念願のヘリポー
トの自主防災訓練が行われました。
今までヘリポートを使用しての訓練が2回計画されましたが、雨で流れてしまっ
ていました。
訓練は主要道が崩れ地域が孤立してしまったことを想定して行われました。
四万川へリポートでヘリコプターを利用しての訓練は、今回が初めてということ
もあり多くの人が訓練の様子を見守っていました。
ヘリコプターが帰った後に雨が降りはじめ、まるで訓練のために晴れていたよう
に感じました。
訓練が無事行われたことは四万川地域住民にとっては防災への意識を高める機会
となりましたが、このヘリポートが使用されるような災害などが起きなければいいな
と思いました。
2014年07月09日
6月29日四万川区内(六丁、茶や谷、本も谷地域)で虫送りが行われ、六丁地域の
虫送りに参加しました。
虫送りとは農薬による駆除方法がない時代に、農作物の病害虫の駆除し、その年
の豊作を祈願する目的で行われ、鉦や太鼓を叩きながら、たいまつを焚き、田んぼの
横などを練り歩く伝統的な行事です。かつては日本各地でも行われておりましたが少
しずつ減って来ているようです。
六丁地域でも一時期行っていない時期があったそうですが伝統的な行事を絶やし
たくないという声があり30年ほど前に復活し、現在でも続けて行われています。
六丁地域では竹でたいまつを作り、火を灯して六丁のお茶堂から四万川地域の入
口、曲渕の表忠碑まで約1.8㎞を歩きます。この日は子どもからお年寄りまで約50人
が参加しました。
午後7時半にお茶堂前を出発し約1時間をかけて歩きます。初めのうちはまだ少し
明るさが残っておりましたが、だんだん暗くなるにつれてたいまつの灯が暗闇に浮か
び幻想的な雰囲気をかもし出していました。
表忠碑まで到着した後は、約1時間をかけて、たいまつの火が消えるまでみんな
でお茶やお酒を飲みながら昔話やこれから夏にかけての話で盛り上がりました。
こういった伝統的な行事は、都会では感じることの出来ない、人と人の繋がりが
残る田舎の良さを伝える、なくしてはいけない大切な行事だと思いました。