ゆすはら応援隊が行く!!
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2014年10月21日
坂本川地域西ノ宮神社付近 竹の薮沈下橋
四国カルスト・大野ヶ原の麓にある四万川(しまがわ)地域。
ここは昔、四万川村という名前の村でした。この地域から流れる四万川川は現在でも梼原町の豊富な水源の一つです。
「四万川川」。名前を見ていると「四万十川」に名前が似ていると思いませんか?
四万十川の名前の由来には諸説あるそうで、この四万川周辺にあった四万川村が名前のルーツになっている説もあるそうです。
四国の川のほとんどが上流域の村の名前から名づけられており、吉野川は吉野村、仁淀川は仁淀村となっています。
下流域の漁師の間では、昔から「山を大切にしないと、漁がなくなる。」と言われていたそうで、そのため川の名前に上流域の村の名前が入っているのでしょうか?
地域の方の話によると、四万十川も四万川村から下流の十川(とおかわ)村へ流れる川としてその名前が付いたのではないか?と言われているそうです。
先人が大切にしてきた四万川川は、現在も年に数回地域住民による河川清掃が行われています。
釣りを楽しむ大人、川遊びをする子供たち…
町民の憩いの場であり生活に欠かせない水源となっております。
他にも四万十川の名前の由来はいくつかありますが、山が育てば川が育ち、川が育てば魚が育つ。
川は、自然と共に生きる梼原人の心の豊かさの源かもしれませんね。
(小森)