白花ハガクレツリフネ

2014年09月16日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、自然植物園「百一草園」にて、9月半ばを過ぎたら珍しい花が咲きますよとお聞きしていたので写真を撮りに行ってまいりました！

キレンゲショウマも終わり、園内は冬に向けて、秋の花の開花ラッシュでした。

　

園内を歩いていると、今回のお目当ての白花ハガクレツリフネを発見。

ツリフネソウ科のこの花は、ツリフネソウとは違い花が葉っぱの下に隠れて咲くのが特徴の一年草で、山林の沢地などに生育します。

基本的な色は淡紅紫色で、濃い斑点がつくのが特徴ですが、花が白に近いものもあります。

斑点が無く、真っ白な花は白花変種(突然変異)なので、遺伝子交配時では通常種に負けてしまい、毎年同じ場所に咲くことは難しいと言われています。

この園の白花ハガクレツリフネのどこが珍しいのかと言いますと、白花変種である白花ハガクレツリフネだけを選定し、白花ハガクレツリフネの群生を作っているところです。

 

山野草が好きな方々の中でも真っ白なこのハガクレツリフネの群生を見て喜んで帰られる方は多いそうです。

園内約3ヶ所に群生地がございますのでお越しの際は探してみてはいかがですか？

 

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